マックの資産形成日記

投資初心者の資産形成記録です。1年目100万の入金から開始、まずは2倍に増やすことを目標に頑張ります。

投資を始めようと思う方のために(この3年間の振り返り)

投資を始めて3年が経過しました。

普段、更新頻度も内容も多くないブログですが、3年という節目でこれまでの投資記録を振り返りたいと思います。

老後2000万円問題が数年前に話題になってから、投資に興味のある方も増えているかと思います。無知の状態から、3年でとりあえず種銭200万→270万程度、つみたてNISA70万→90万程度、合わせて360万円を運用するようにはなりました。

他の有名個人投資家の方と比べると大した額ではありませんが、私とおなじように投資に興味があっても踏み出せない方がいらっしゃると思いますので、今後の誰かの判断材料に少しでもなればと思いつらつらと書いていきたいと思います。

ちなみに、やってよかったと思うこと、悪かったと思うこともまとめようかと思いましたが、2年経過時に書いたブログと特になにも変わらないため、そちらもご参照ください。↓

投資2年目で振り返るやって良かったこと・悪かったこと - マックの資産形成日記

 

①投資を始めた理由

〇生活の変化

投資を始めた一つ目の大きな理由は、奥さんの仕事の退職で収入が減少したことがまずきっかけです。妊娠によるものでありましたし、仕事にストレスを抱えながら過ごしていたので、辞めることを勧めました。ただ、それにより今までの普通の生活がギリギリの状態になりましたので、それまで興味をもっていた投資に思い切って踏み切ることにしました。

 

〇興味

元々、好奇心旺盛な性格のため、投資自体には興味がありました。ただ、やはりFXなどのギャンブルのようなイメージを持っていて、性格的にリスクを取りたくなかったため、始めるまでには至らなかったです。(そういう意味で妻の退職というのは、投資開始を後押しするきっかけになったので良かったと思っています。)

投資に対して後押ししてくれたのが、漫画「インベスターZ」とレオスキャピタルワークスの藤野英人さんの著書「投資家が「お金」よりも大切にしていること」です。この二つの本から、投資はどういうものか、いや、それ以前の「お金」とは何か、使うことで意味がある、ということを教えられ、ずっと心に残っています。


 

 

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〇まず始めたことはNISA口座開設と投資信託

いよいよ投資を始めようと思って、まず証券口座を開くところから始めました。最初の関門がNISA口座と積み立てNISA口座どちらを開くかです。私は最初NISA口座を開設しましたが、翌年度以降、積み立てNISA口座へ変更しています。理由は、個別株で年間120万も使わないことです。積み立てNISAで40万をコツコツ長期で行うことの方が現実的ですし、考える労力が少なかったためです。後述しますが、積み立てNISAに変更したのは本当にいい判断でした。

 NISA口座をまず作り、最初に買ったのは上でも挙げたレオスキャピタルワークスの商品「ひふみプラス」でした。これを選んだ理由は知っていたのでとっつきやすかったことと、投資信託の詰め合わせで勝手に分散投資されることが魅力的だったからです。

今思えば、譲渡益が非課税になるNISA口座で、値上がり幅の大きくない投資信託を買うのはあまり良い方法ではないですが、まずは足を踏み出したことが大切ということで・・・・苦笑

 

〇最初の時期は、値上がり・値下がりに一喜一憂

投資開始の準備もでき、最初は10万円程度で始めたと思います。投資を始めるのに、まず慣れが必要なので、なくなっても良いと思える資金から始めてみるのが安全かなとは思います。やってみてわかるのは、0にはなることはないですし、減っても株式は残るので使う予定のないお金がなくなったと思ってとりあえずやってみると良いかと思います。

そして、購入してからは毎日のわずかな変動に一喜一憂しました。たぶん皆さん経験されるんじゃないでしょうか?ただ、これがとても新鮮な感覚で、今まで銀行に預けていたお金の価値が毎日数字でみて変動するというのは、体験してみるとプチカルチャーショックでした。実際は銀行預金も物価の変動を受けて相対的に価値が変動しているのですが、目で見て数字で変わるので、ここで資産の価値が変わることをしっかり認識できたと思います。

 

〇個別株投資を開始

投資信託を買ってから、個別株もやってみようと思い準備を始めました。個別株投資は投資信託よりも勉強が必要です。PER、PBR、配当利回り、財務諸表の見方など最初は知らない用語を調べまくり、ノートに書き溜めていきました。

本もいろいろ読みましたが、参考になったのは投資ブロガー奥山月仁さんの「“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術」だったと思います。

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自分の身近なところから割安な投資対象を探していくのは、兼業投資家には効率の良い方法だと思います。

とはいうものの、個別株もしっかり勉強してから買ったのではなく、とりあえず踏み出してみるという形で、自分の好きな身近な企業として「良品計画」「メルカリ」「ソフトバンクG」「楽天」「パーク24」を購入しました。途中売り買いしましたが、今でも良品計画ソフトバンクG、パーク24は保有継続しています。

 

〇積み立てNISAは優秀な制度

個別株投資を始めた結果、NISA口座の使い勝手が悪く、積み立てNISAに切り替えることにしました(NISA口座と積み立てNISA口座はその年毎にどちらか一つを選択できます。)

投資対象は、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。これがよいパフォーマンスでして、毎月33333円を買っているのですが、ドルコスト平均法の原理で安いときには多く、高いときには少ない口数が積みあがることにより損失を出す可能性が低くなります。かつ「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、日本を除く世界各国の株式に投資することで世界中の企業に分散投資が出来る上、管理費用が0.1023%と安いです。また、楽天証券でクレジットカード決済を用いているため、自動的に1%分ポイント還元+SPUの対象となりおいしいです。現在502967口を平均13917円で取得し、トータルリターンで198,007円、+28.28%の成績となっています。やることは最初に設定してあとはほったらかしにしているだけなので、なんのストレスもなく勝手に資産が増えている状況です。

コロナショックを挟んでから株価上昇したためその恩恵に預かれている点はありますが、この方法はリスクが低く、多くの人にすすめられる投資法だと感じました。

 

その後は、投資本や有名な個人投資家さんの本やブログを参考にして、銘柄売買を繰り返しています。正直この1年は1年目のようにアグレッシブに情報収集してなんてことがなくなってしまっているなと反省しています。1年前にはビジネス会計検定に挑戦するという目標もありましたが実行できていないので、これはやり切りたいと思っています。

 

以上、3年目の振り返り、特に始めたての時期に絞ってみました。大した記録ではありませんが、誰かの参考になれば幸いです。